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●肘関節の構造(1)

肘の関節は肩から肘までの上腕骨、肘から手首までの親指側の橈骨(とうこつ)、同じく肘から手首までの小指側の尺骨(しゃっこつ)の３の骨で構成されています。

また、肘には３つの異なる関節があり、上腕骨と橈骨の間の腕橈(わんとう)関節、上腕骨と尺骨の間の腕尺(わんしゃく)関節、橈骨と尺骨の間の橈尺(とうしゃく)関節が組み合わさって成り立っている複合関節部になります。

この３つの関節のうち、腕橈関節と腕尺関節の組み合わせを特に肘関節といいます。