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●肘関節の構造(2)

肘関節は蝶番関節なので動きは肘を曲げる屈曲と肘を伸ばす伸展に限られる。この関節の動きは主に上腕骨の上腕骨滑車と尺骨切痕の間で生じます。

肘関節を完全に伸ばすと尺骨の肘頭(ちゅうとう)が上腕骨の肘頭窩にカチッと受け止められ、それ以上肘を伸ばせなくなります。これによって肘が完全に伸ばしたときの安定性が保たれる。

近位橈尺関節は橈骨と尺骨でつくる車軸関節で、前腕(肘から手首までの部分)が内側に回旋する動きを回内(かいない)、前腕が外側に回旋する動きを回外(かいがい)といいます。