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2026/04/30

長時間の同一姿勢による弊害

こんにちは

 

 先日、首から肩、腕にかけての痛みに悩まされていた患者さんが来院くださいました。こちらの患者さん、職業柄どうしても長時間同一姿勢になることが多い方でした。

 先ずは、どの程度可動域があるのか細かくチェックをさせていただいたところ、首は前に倒すことはできるものの、後ろに反らす(うがいをする格好)ことができない状態で、左右の側屈といって横に倒すのもほとんど倒れない状態、左右の回旋(振り返る動作)も動きが制限され、ほとんど振り返ることができない状態でした。

 こんな状態で長時間運転するとのことだったので驚きました。

 また、仰向けで寝るにも腕から手にかけてビリビリと電気が走るような痛みが出てしまうような状態でした。

 寝た状態で両肩が天井に向かって上がってしまう。いわゆる巻き肩がきつい状態でした。巻き肩になってしまう原因のひとつとして、小胸筋という筋肉が硬く縮んでしまうことが挙げられます。

 この筋肉は大胸筋の深部にある小さい筋肉で、肋骨から肩甲骨につながり、肋骨を支点として肩甲骨を引き下げる働きや、肋骨を引き上げて呼吸を補助する働きがあります。巻き肩になってしまうことで呼吸が浅くなるのは柔軟性を失ったこの筋肉が正常な働きが出来ない状態になってしまっているのも原因のひとつです。小さな筋肉ですが重要な働きをしてくれています。

 次に、仰向けで寝た状態でバンザイの格好をしていただきました。皆さんも一度やってみてください。正常な可動域はバンザイをしてきた腕が耳に付いて、尚且つ腕が床に付く状態です。もし、腕が耳に付けにくい場合は背中側にある広背筋という筋肉が硬くなっています。広背筋は発達するとよく言われる逆三角形の身体を形成する筋肉で、背骨から上腕骨(二の腕)までつながっていて主に上から下に腕を動かす、前方から手前に引く動作で使う筋肉です。脇の下辺りの服を掴んでバンザイをやってみてください。やりにくくなりますよね?この状態が筋肉によって起こり腕が耳に付けづらくなります。

 腕が床までもっていけない場合は大胸筋という筋肉が硬くなっています。この筋肉は胸の厚みを形成する筋肉で、真横に挙げた腕を水平に前方にもっていく動作で働きます。胸の辺りの服を掴んで横に腕を開いたり、バンザイをしてみてください。動かしにくくなりますよね。この状態が筋肉によって起こり、腕が床に付けづらくなります。

こういった筋肉が硬くなってしまうことで肩の動きを制限してしまい、肩や腕の痛み、痺れにつながります。また、肩の動きに関与する筋肉には首の動きにかかわる筋肉もあります。もちろん、首と肩はつながっているいるので、首の動きにも大きな影響を与えます。

実際、肩のストレッチをするだけで首の可動域が大きく改善される患者さんは沢山おられます。

今回、来院くださった患者さんも、肩周りのストレッチをするだけで首の可動域も大きくなり、腕の痛み等も軽減しました。

次に、肩の関節と肩甲骨の動きを滑らかにする(肩甲骨はがし等)手技や背骨の調整を行い、最後に頚椎の調整を行いました。

頚椎(首の骨)は7個の骨(椎骨)から構成されています。第5頚椎~第7頚椎、その下の第1胸椎は肩から腕、手先にかけての神経を支配しています。この根本の神経の出所である関節の部分で神経を圧迫してしまうと、肩から先に悪影響を与えます。イメージしてみてください。大巨人の首から手先に向かってホースが張り巡らされていて水が流れています。これが神経です。首の所に大きな石を置くと水がスムーズに流れにくくなりますよね?実際の神経も同様で神経の出どころである首の関節部分で動きが悪くなると神経の流れも悪くなってしまい。痛み痺れ等の原因となる事があります。

 こういった関節の可動性というものは静止画像のレントゲン検査では分かりません。レントゲン検査では正常に見える背骨でも我々が行う検査のひとつであるモーション・パルペーションという検査法は関節を動かしながら背骨の1つひとつ、四肢の関節などあらゆる関飾の可動性を手指を使って検査をします。この検査で可動性がない関節に適切な手技を用いて開節に可動性を取り戻し、神経の流れを良くし、回復を図ります。

 上記で書いた筋肉のストレッチ調整、肩関節や肩甲骨、背骨の調整、頚椎の調整を患者さんに施したところ、その日のうちに当初の症状はかなり改善され喜んでいただきました。

また、2回目の来院時までにアドバイスをさせていただいたストレッチを自宅でも無理のない範囲で行っていただいたところ、夜間痛みのために何度も目が覚めていたそうですが、「朝までぐっすり寝ることができています。」との声もいただきました。

職業柄、デスクワークなどで長時間の同一姿勢が多い方、普段痛みがなくても日々のストレッチをおすすめいたします。気づかないうちに筋肉は硬くなっていて、弾力性が失われています。そのままの状態で一線を越えてしまうと突如激痛が…ってことになりかねません。そうならないように普段からケアしておきましょう。